2014年03月31日

LEGOムービー

自分はレゴブロックで育ったからこの映画「LEGOムービー」の公開を待ちわびていた。
デンマーク製のLEGOはオモチャとしての精練度が高く、子供の創造力に良い影響をもたらすとして数々の賞を受けている。それだけに少々お高いオモチャではあるんだけれども。
フィギュアに名前を付けたりして、レゴの街のお話を作って遊んだものである。

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ただ現在の日本において、LEGOの名前を知ってはいてもほとんど遊んだ事のないお子様の方が多い。
どちらかと言えば自分みたいなある程度年齢を重ねた「元子供」にしか伝わらない魅力が大半を占めている。文化的な違いもあるのだろう。
海外では馴染みのあるタートルズやワンダー・ウーマンを日本の子供たちがどれほど知ってるのだろうか。
それだけに予告編のトンデモ感は凄かった。「今でしょ!」や「激おこぷんぷん丸」は無いだろうと。
おそらく広報も相当苦労した苦肉の策だったんじゃないかと思う。

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まあ観始めると予告編の心配は要らなくなったんだけれども、とにかく映像の造り込みが凄くて圧倒されるばかり。
建物や背景はもちろん、炎やレーザービーム、爆発の演出までもが全てレゴブロックで演出される。
単にブロック形状にしただけではなく、キャラに合わせて「ツブツブ」形状の比率が統一されているのもすばらしい。
大半は3Gモデリングによるものだが、本物のブロックを用いたカットもあるらしく、更にはキャラの動きをワザとコマ撮り(ストップモーション)っぽくしているのも泣かせる。
監督自身もLEGOが大好きで育ったそうだから、そうそうそんな風に遊んだよ!というポイントをよく分かっていらっしゃる。
強いて言うなら、せっかくの映像美を堪能する暇も無いほどテンポが速いところか。日本人が造ったらもう少しのんびりした映画になっていたのかなと思う。
それだけに文化のズレを多少なりとも感じる作品でもあった。

とにかく、LEGOで育ってLEGOが大好きな人が造った映画であるから楽しめる層は限られるかもしれないが、それでも映画として十二分に面白いし家族で観るのもいい。
最後に大きな仕掛けが待っているので、なるほど!と心の中で叫んじゃってください。いや声に出しても良いですよ。
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2010年06月20日

ねこタクシー

がんばりたいのにがんばり方を忘れてしまったタクシードライバー「間瀬垣」。
彼を助けたのは公園で出会った1匹の三毛猫「御子神」さんだった。
猫を乗せて走る「ねこタクシー」は評判になり、少しずつ自信を付けていく間瀬。
しかし、保健所から御子神さんを疑問視する声が…。

ねこタクシー

猫ラバーなら必見の映画「ねこタクシー」。
自分も大の猫好きなので、公開されると真っ先に観に行った。
御子神さん演じる「ミースケ」が可愛くて仕方が無い!
普通、猫を車に乗せると大変な事になるものだが、ミースケは全く動じない。
トレーナーさん曰く、「ミースケは猫らしくないんです。じゃれないし、舌はザラザラしてないし、環境の変化にも左右されない。それがミースケという猫です。」
オスの三毛猫という非常に珍しい猫であり、常に舌がチョロっと出た顔が何とも愛らしい。
もうメロメロ(笑)。

ストーリーとしては単純かつ優しいもの。
この映画の主役はあくまでも「猫」であり、構成が云々言う映画ではない。
多少話が荒くても、猫を堪能できれば満足!な映画である。
御子神さんと行動を共にするコムギ(マンチカン)、「ポチたま」でお馴染のタマ(スコティッシュフォールド)、ペルシャやアメショ、猫大集合である。

御子神さんこと「ミースケ」

そういった中でもタクシーの撮影には力が入っている。
一見平面的に見えるカットも、実はセッティングに1時間半掛かっていたり、カメラが全くぶれない走行撮影も見事なもの。
監督曰く「一生分の車の撮影をやった(笑)」もあながち冗談では無さそうだ。
それに加えて本能で動く猫達。本当にお疲れ様でした(苦笑)。

がんばり過ぎず、少し前進してみよう。そんなメッセージを優しく伝えてくれる映画「ねこタクシー」。
ふらっと気軽に観にいってみるのはいかがだろうか。
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2009年11月23日

2012

2012これこそエンターテイメント!

ローランド・エメリッヒ監督の作品は何時見ても気持ちが良い。
その時代における技術力を最大限「映画」にぶつけてくる。
何でも映像化できる時代になっても、彼の映像美はまだまだ深くなっていくと思う。

「インデペンデンス・デイ(1996年)」で地球を宇宙人に侵略させ、「GODZILLA(1998年)」でニューヨークを怪獣に襲わせ、「デイ・アフター・トゥモロー(2004年)」で北半球を氷河期にしてしまった。
一見お約束なテーマかもしれないが、それこそが人々が求める娯楽映画の王道であり、後味も悪くない。
この度も「世界の滅亡」をCGを駆使して表現し、もうこれ以上のリアルさなんて無いのではないか、この先は実写でしか無理ではないかという程の映像を堪能できる。素晴らしい。

現実味に欠けるなんていう批判をしていたら映画はおろかテレビや本さえ見る事ができない。
むしろ世界を救える程の「あるもの」を登場させるなんて「あの国」しかないではないか。
地殻変動によって世界が沈むなら、「あれ」で生き延びる以外の方法があるだろうか。
極めて現実的であり、それを壮大なスペクタクルで表現するあたりがまさに「痒い所に手が届く」映画である。

CGの話を少ししておくと、建造物が崩壊していくスピードは物理学上の2分の1にしているんだとか。
稲妻もCGで表現した方が実写っぽく見えるというあたりが皮肉なところ。
「皮肉」と言えば崩壊する建造物にもしっかり込められている。
例えば(ネタバレじゃないよ)津波で流れてきた空母に押し潰されながら波に飲まれるホワイトハウスとかね。
このご時世の政治的要素をこっそり反映しているあたりが面白い(と言ったら不謹慎かもしれないが)。

エンドロールに日本人の名前が見受けられる映画も最近多くなった。
これからも島国日本ならではのスキルを発揮して、どんどん乗り込んで行ってもらいたい。
それにしても、あぁ面白かった!
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2009年08月19日

アマルフィ 女神の報酬

アマルフィ 女神の報酬テーマ曲もいいですよ〜

邦画で海外ロケ!なんて聞くと、一昔前までは「どうせ一部だけでしょ」とか「観光ムービーだろう」と白い目で見られていた。
それがどうだろう。この度の「アマルフィ 女神の報酬」は何と全編イタリアロケだ。
しかも主演が織田裕二氏ときたら面白くない訳がない!

と、Fジテレビの回し者みたいな事を言ってみたが、騙されたと思って是非映画館に足を運んでほしい。
映画館はおろか、レンタルショップも滅多に行かないという方も100歩譲って観に行ってほしい。

これ、結構面白いです。


テロ予告を受けて現地入りした外交官の黒田(織田裕二)は、偶然目の前で起こった誘拐事件の解決に手を貸してしまう。
一向に姿を見せない犯人グループはどうやら身代金目的では無いらしい。
テロとの関わりがあるのか?全く別の事件なのか?
舞台はアマルフィへ移り、巧妙な罠が少しづつ見え始める・・・。


この映画のロケ地は、サンタンジェロ城、スペイン階段、カピトリーニ美術館、ガゼルタ宮殿、そしてアマルフィ海岸など。
有数の世界遺産がスクリーンにいっぱい映・・・らないのである。
むしろ世界遺産は背景であり、ウットリ眺めている暇も無いほどカット割が早くテンポが良い。
海外ロケともなると、どうしても「観光ムービー」的な間延びが付き物だが、コロッセオですらアッサリ切られる。
じっくり見たければBSのハイビジョンでどうぞ、と言わんばかりだ。

というのも脚本がなかなかのもので、展開が気になって仕方が無い為、世界遺産など気にしていられない。
「全編イタリアロケ!」なんてのは誰かが勝手に付けた宣伝文句だろう。
日本国内で撮っても充分面白い脚本だ。
でも「アマノハシダテ 女神の報酬」では意味不明だし、かと言って「マンハッタン 女神の報酬」ではSFパニック映画か何かと勘違いされてしまう。
わざわざイタリアの観光名所を多様しているのは、クライマックスの伏線となってくるのでじっくり観て頂きたい(カットが早いけど)。
流石ミステリー作家の真保裕一氏である。
そりゃ映画ドラえもんも面白くなるはずだ。

まだまだ荒削りの部分も多いが、近年の邦画の中でもなかなかの力作だと思っている。
「今何か面白い映画やってる?」と聞かれたら「アマルフィ」と即答する勢いである。
最近よくある「制作費数十億!」とか「3部作完結編!」等という興行収入だけを狙った凡作には興味が(ちょっとある)湧かない。

世界遺産を堪能するのも良し、脚本目当てに行くのも良し、ひたすらカッコいい織田裕二氏を観に行くも良し。
この映画を面白くないと言う方は、山奥か谷底で修行をしていたか、遠い銀河の果てからやって来た宇宙人のどちらかである(失礼)。


これぐらいの力作がもっと増えればいいのだが。
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2009年01月13日

地球が静止する日

地球が静止する日クラトゥは敵か?味方か?

「地球の静止する日」をリメイクするのは相当な覚悟が必要だったはず。
何しろ半世紀以上前の映画なのだから。
それだけ長い時間が経つと、社会情勢は勿論、人々の見る目も全く変わっているのではないか。
その時代に「THE DAY THE EARTH STOOD STILL」という同タイトルで公開される。

一見味方のように思えるクラトゥ(演:キアヌ・リーブス)を始め、地球に「ある警告」を伝えに来たという世界観は同じ。
ただし「警告に来た時期」がオリジナルと違う。
対照的なのは「警告される人類」だったりするんだけれども、そのあたりは劇場でご確認頂きたい。

以外にも壮大なスペクタクルという印象は受けなかった。
言うなれば「巨大なスクリーン」で見応えのあるカットは少ない。
CGを駆使したカットは限られているので、期待して観に行くと拍子抜けするかもしれない。
現代版にリメイクする上で、どうしてもCGでしか表現できないカットに限られている。
逆にそれが現代映画に良い薬なのかもしれないが。

謎の巨大な球体や、クラトゥの正体が不明なまま「警告」が実行に移されていく。
劇中の人間ドラマは何だか不気味で、下手に脅かすような安っぽい映画よりよっぽど怖い。
気分を悪くするシーンがほとんど無いのが逆に拍車を掛ける。
それでも、自然と涙してしまうシーンもあり、オリジナルそっちのけのリメイクにしなかったスタッフの誠意に感心する。

クライマックスもオリジナルとは違う訳だが、現代に合わせた「警告」と考えるなら妙に納得できる。
ところで何に対する警告なのか?
ラストシーンを観て答えを探してほしい。
観客の数だけ答えがあるはずだから。
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2008年06月13日

superCUB(スーパーカブ)

みんなが見慣れたバイク「カブ」
新聞配達のカブ、蕎麦屋のカブ、銀行員のカブ・・・。
バイクの基本中の基本であり、今や世界のベストセラー車である。
そんなカブの映画が今年の初めに公開され、来月DVDもリリースされる。

しかしタダのカブの映画ではない。
バイクアクションムービーなのである!
どう考えても「速い」とは無縁な「蕎麦屋のカブ」が、メチャクチャ速いスピードで公道を駆け抜ける!

これまでのスピードアクションムービーは主に洋画で、86(ハチロク)こと「頭文字D」も海外で映画化された程だ。
この度登場したのが「superCUB」である。
今まで有りそうで無かった「カブ=最速」映画。
日本の名車で日本発。
カブ愛好家(自称)としても非常に嬉しい。

迫りくるカブこちらはワタクシの愛車

外国映画程の迫力は無いものの、観ていて嫌味が無い。
思い付きを形にしただけの映画とは違う。
ストーリーもそれなりに作られているし、バイクアクションもできるだけ実写で撮影されている。
流石に有り得ないアクションはちゃちいCGが使われているが、その邦画独特の中途半端さもまた味か。
チューンナップされた「蕎麦屋のカブ」が突っ走る姿は、お約束且つシュール過ぎて思わず苦笑いしてしまう。

時には胡坐をかいて「ねーよ」と突っ込みながら、笑って楽しむ映画も良いのではないだろうか。
続編の「superCUB2/激闘編」も同時リリース。
さらなるチューンナップを遂げた「蕎麦屋のカブ」もご覧あれ。
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2008年02月12日

Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!

まず前作「Mr.ビーン」から10年経っている事に驚いてしまった。
今回も前作と同様に大騒ぎになる訳だが、大きく異なる部分もある。
「ビーンがあまり喋らない」と言う事だ。
いやむしろTVシリーズ(短編)ではそれが普通で、主にジェスチャーやアクシデントで笑いを誘う。
それが「Mr.ビーン」の世界観である。
前作は興行収入的には成功を収めたが、ファンには「喋りすぎ」との不満も残った。
今作は「喋らない」というより「喋れない」状況にビーンを置く事で不自然さを解消している。
そのあたりがプロの業か。

小学生が先生に「家に真っすぐ帰りなさい」と言われて、真っすぐ帰って壁にぶつかるという古典的なギャグも、ローワン・アトキンソン氏の手に掛かればダイヤモンドの輝きのごとく大爆笑である(笑)。
序盤、愛車のクーパーで登場して来るだけで笑ってしまった。
「さあ、これから何かが起こるぞう」と脳内でアドレナリン放出準備をしても、予想外(予想的中?!)の笑いが待っているので声を出さずにはいられない。
カンヌへ行く道中で繰り広げられる大混乱は、お約束というか万人受けするギャグのオンパレードなので期待を裏切らない。
「次は絶対こうなるよ」と予想したら本当にそうなるので落ち着いて(腹を抱えて)座っていられる。

中盤TVシリーズの短編ネタが連続するような部分があって「おや?」とさせる感じがあるがそれも計算通り。
クライマックスで集大成となり、笑いの最高潮で爽快に締めくくられる。
ここまで気持ちの良い終わり方をする映画は久しぶりで思わず拍手をしたくなった。
観に行く時はあえて休日を選び、友達を誘い、満席の映画館で皆で大いに笑って頂きたい。

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2008年01月03日

茶々-天涯の貴妃-

一体茶々の身に何が起きたのか。衝撃的な場面から始まる。
すると若き日の茶々に時間が戻り、現在と平衡するように物語が進んで行く。
そして次第に若き日の茶々が主体になり、時間軸に沿って物語が展開して行く。

この映画「茶々-天涯の貴妃-」の見所は何と言っても「和央ようかさん」と「伏見桃山城(大阪城)」だ。
宝塚の男役出身の和央ようかさんは、女性でありながら女性役が初めてと言う宝塚特有の人物。
俗に言う「モデル」や「女優」さんのような華のある演技をされる方では無いようだが、逆にその清楚な清潔感のある演技が時代背景に良く合っていて違和感が無かった。
たとえ脇役でも充分存在感はあっただろう。

そして大阪城に見立てられた京都にある伏見桃山城
外国映画ならCGで済ましてしまいそうなカットも、全て実写でやろうという日本映画独特のアナログ的な発想が素晴らしい。
改装に1億円以上掛けている事もあって見応え充分、最後の崩落シーンも度肝を抜かれる(総制作費は約10億円)。
昔は実写よりCGの方がお金が掛かったようだが、現在はその逆。
そういう時代にありながらも、京都の名所を「日本映画の醍醐味」に用いてもらえるのは非常に嬉しい。

物語全体としてはチープな構成で、主に人物の内面を描く映画である。
当時の人間関係を女性の立場、それも茶々を中心とした局地的な人物しか登場して来ないので「派手なエンターテイメント」を期待して観に行くと物足りなさを感じるかもしれない。
あくまで映画の売りを理解した上で鑑賞する事が望ましい。
あと衣装やセットのこだわりが非常に丁寧なので、美術に注目して観賞するのも有りだろう。

個人的に時代劇をあえて選んで観賞したのは初めてかもしれない。
でも目的のほとんどが伏見桃山城だったから充分ご満悦(笑)。
「そう言えば桃山城無くなっちゃったの!?」
ご安心を。桃山城は今日も伏見に土台を置き、清楚な街京都を見守り続けている。

和央ようか国道24号線から
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2007年08月07日

TRANSFORMERAS(トランスフォーマー)

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映画全てに当てはまる事だと思うけど、予備知識「有り」と「無し」とでは面白さが変わってくるのではないだろうか。
それも一つの映画の鑑賞の仕方なんだろうけど、この「トランスフォーマー」は是非予備知識を得て鑑賞してもらいたい。
予備知識無しだと「つまらない」と感じてしまうかもしれないので要注意。
理屈や偏見無しで観て頂きたい、そういうタイプの映画である。

奴らはすでに侵入している・・・なんて言われたら「典型的な地球征服モノ」だろうと思われるだろうが、その通りである(笑)。
それぐらい開き直って、この壮大なエンターテイメントを楽しもう。
年齢層としては幅が広く、バンダイの玩具で楽しんだ世代から、現代の子供たちまで楽しめる。
言わばこの夏休みに、親子(お父さんと息子さん)で観にいくのにもってこいという訳だ。

・・・なんだけど予告編が何だか怖い場面ばかりが出てきているせいか、映画館は意外と(ていうかほとんど)子供さんが居なかった。
むしろターゲットは男性(男の子)に強く向いているから、男女で観に行くとちょっと女性の方は居心地悪いかも。
ストーリーも男性から見たご都合主義の展開だから尚更だ。
そういう「予備知識」も得た上で、観に行くメンバーを考えた方が良かもしれない。

ワタクシは世代が少しずれている年齢なんだけれども、トラックやシボレーがロボットに変形していく様はワクワクした。
しかもロボット同士が喋ったりするからファンタジー満載の映画なのである。
惨たらしい場面や、子供が見ちゃいけないようなシーンも抑えられている。
「ジュラシックパーク」や「インデペンデイスデイ」ぐらいのスリルと思ってもらえれば、年齢層は自ずと理解できるはずだ。

いやはやCGって素晴らしい!
現代の技術を存分に発揮した映像美を満喫できるだろう。
早くも続編の噂も流れているので「あのラスト」の続きを是非知りたい。
posted by ビター at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2007年04月14日

県庁の星

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イマージュ5を聞いているとなんだか聞いた事のある音楽が。
それは映画「県庁の星」のテーマソングだった。
この映画は簡単に言ってしまえば、「踊る大捜査線」と「スーパーの女」を足したような映画だ(笑)。
エリート公務員(織田裕二)が課外研修で入ったオンボロスーパーのパート店員(柴咲コウ)と出会い、自分がいかに空しい物を追い求めていたかを気付かされるストーリーだ。
なにもかもうまくいくと思っていた自分が根本的に欠けている事を、パート店員によって助けられるという少し変わったジャンルの映画と言えるだろう。
公務員とパート店員という、出会うはずの無かった2人の駆け引きは絶妙。
徐々にお互いの欠けている所に気付き、スーパーを立ち直らせる事に成功する。
ストーリーの急展開やどんでん返しも無く、のんびりと見れる落ち着いた映画だ。
「秒速5センチメートル」等の切ない映画を観た後に観たい心を和ませる映画である。
posted by ビター at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2007年02月04日

日本沈没

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映画の感想等を書くと、なんだか批評家っぽくなってしまうので気を付けたい。
ワタシは月に一回ぐらい映画館に足を運び、数回レンタルして鑑賞している程度なので、そんなに詳しい事は語れない。
映画の新旧ジャンルを問わず、自分の感じた事を素直に書いていこうと思う。

という訳でDVDもリリースされたことなので「日本沈没(2006)」についてである。
1973年に公開されたリメイクであり、20億円かけて製作された。
内容はタイトルのごとく、一年以内に日本が沈没してしまう研究結果に人々がパニックになり、日本を脱出する人、沈没を食い止めようとする人、運命を共にする人たちの心境を描く。
言わば「おきまりのパニック映画」なのだが、ワタシはストーリ云々よりも「映像描写」を楽しむ映画だと思う。
外国映画に比べれば規模は小さいものの、日本独特の表現の仕方がなんとも好感が持てる。
新型の潜水艦を失い、旧型の潜水艦を活躍させる展開は、特撮映画が好きなワタシとしては鳥肌が立つほど嬉しい展開だった。
火山が爆発し、地震で東京が崩壊し、津波が押し寄せ、崖崩れに人々が飲まれていく描写は、最新のCGならではの表現だろう。
しかし地震の描写は以外と少なく、人々が被害を受ける場面は極力抑えられている。
日本が崩壊、沈没していく描写は思ったほど少ない。
これは地震で被害を受けた方が多い日本であるから、監督のせめてもの誠意だろう。
そのかわりカットごとの背景描写は監督のこだわりが伺える。
人々が見慣れた観光名所、ガイドブック等で見慣れた景色が崩壊していく様は必見。
京都が清水寺を背景に水没しているカットは残酷なまでに美しい。
「これでストーリーが良ければ」という意見もあるだろうが、「映像を楽しむ映画」としては私は好きな作品だ。

ちなみに美しいカットの構成を生み出すには、絵コンテ段階での有能な人材が必要だ。
それを担当されたのは新海誠氏のアニメ等も手がける丹治匠氏である。
エンドタイトルで名前が出てきた瞬間がこの映画で一番感動した場面かもしれない(笑)。
posted by ビター at 01:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画