2011年01月23日

2台目無料に思うこと

毎月何十万人と純増を続ける携帯電話だが、今や契約者数=加入者数ではなくなってしまった。
日本の人口を考えるとそろそろ頭打ちしてもいい数字になっている。
人呼んで「フォトフレーム商法」(勝手に付けた)の影響である。

新規加入、もしくは機種変更時に「フォトフレームを付けるとお安くなりますよ」なんて言われた事がないだろうか。
儲けた!なんて喜んでいる場合ではない。キャリア側にとってそれが契約数を稼ぐ苦肉の策なのである。
今までケータイ1台持ちだった人が2台持ちになっているのだ。
キャリア間で競争が激化しているとはいえ、そういう売り方はいかがなものだろうか。

一方でPHSの契約者数は毎月減る一方である。一時期約450万人だったが約370万人まで減少した。
ところが解約数の大半は加入者ではなく、元々複数回線所有していた方々なのだという。
つまり音声端末の解約ではなく、データ端末の解約が毎月のように増えていく。
それもそのはず、ケータイキャリアがそれぞれ数Mbpsクラスのデータサービスを提供している現在、わざわざ1Mbpsも出ないPHSのデータ通信を使う人は少ないだろう。

そして先日「もう1台無料キャンペーン」が始まった。
期間内に新規加入すると2台目が事務手数料無しで契約でき、その後もずっと無料で使えるというのだ。
…それ、そのまんま「フォトフレーム商法」ではないのか?
データ通信で対抗できないのは分かるが、音声端末で2台目無料とはそれこそ苦肉の策のような気がするが…。

しかし考えてみれば、2年縛り(期間内に解約すると違約金発生)や新つなぎ放題SP(2年間使えば3880円が980円に)という提供中のサービスも同じ事なのかもしれない。
450万人の加入者数も「契約回線数」であり、データ契約数を差し引くと必ずしも450万人が契約していたとは言えないだろう。
最初は動揺してしまった「もう1台無料キャンペーン」も、経緯的に異色のサービスとは限らない。
「音声端末に力を入れる」とはこのことか。

最近は音声用にPHS、データ用にケータイキャリアを併用する人々も増えた。
2台目需要なんて言葉もあったが、同キャリア内での話では無くなってきている。
中には全キャリア持ち(!)なんていう強者もおられる。
これから通信事業はどのような経緯をたどるのか。PHSは純増に転じるのか。いや、ただ増えるだけでは嬉しくないが…。
色々と複雑だが、自分はPHSの音声・データ端末しか使わないと決めている。
これだけは変わらないのだ。
 
posted by ビター at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | WILLCOM
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/42801354
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック