2010年09月04日

トイ・ストーリー3

まさか続編が出るとは思わなかった。
第2作目は10年前、第1作目ともなれば15年前になる。
「2」で良い感じに話が完結していたから、この続きとなるとどうなるのか。
非常に楽しみであり、反面少し心配しながら映画館に足を運んだのであった。

トイ・ストーリー3

大学進学で家を出る事になったアンディはもうオモチャで遊んでいない。
部屋にはパソコンがあり、携帯電話もある。もうすっかり現代っ子だ。
そんな中、捨てずに捨てられなかったオモチャ達の中でウッディだけ大学へ連れて行き、残りのオモチャは屋根裏にしまっておく事にした。
ところが手違いで保育園に寄付される事になってしまい、ウッディも巻き込まれてしまう。
アンディに捨てられたと思いこんだオモチャ達(バズ、ジェシー、ポテトヘッド等)は保育園で新たな生活に希望を託すが、ウッディだけはアンディのもとへ帰ろうとする。
アンディ、ウッディ、残されたオモチャ達。それぞれが選んだ道とは…。

最高のエンターテイメント!

「少し不安」だったのは、何故このご時世に「3」を公開したのかという事。そして続きが全く想像できなかった事。
最近流行りの3D上映に便乗したのか、まさか興行収入を…という心配は杞憂だった。してはならなかった。
というかピクサー社を甘く見ていたのかもしれない。

脚本・演出が完璧すぎて非の打ちどころがない。

今までの作品から分かるように全てオリジナルで制作し、全て成功させてきた。
何でも映像化できる時代になっても「3Dアニメ」の第一線を保持してきた。
そんな彼らが中途半端な気持ちで「3」を制作するはずがないじゃないか!

第1作から15年経ってもキャラクターの質感は当時そのもの。
新キャラが登場しても、あくまでオリジナルキャラが主役。
テンポ、カット割り、お馴染のテーマソング等々、あまりにもバランスが取れ過ぎていて、最初から最後まで画面に釘付けになる。
15年前と言えば自分も小学生だったから、共感できる心情が描かれていてなおさらだ。
アンディよりは年上だが(笑)。

そしてラスト、「大人になったアンディが選択する方法とは」。

これが一番衝撃的だった…。勿論良い意味で。
誰もが予想し得た結末だったのに、恐らく誰も予想できなかっただろう。
この結末を考えるのにどれぐらいの時間をかけたのだろう?
こんなにラストがしっくりくる映画を今まで見た事がない。
間違いなく「子供から大人まで楽しめる万人向け映画」である。


…ちなみに自分は、オモチャ達に対してアンディと正反対の選択をしてしまったのだが、それで良かったのだろうか。
もしオモチャが生きているとしたら、それが幸せだったのだろうか。
映画を観終わった後、しばらく考えていた。

もしこの記事を見ている貴方に「思い入れのあるオモチャ」があるなら(あったのなら)、もう一度考えてみるのも良いかもしれない。
posted by ビター at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ・漫画
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