2010年03月13日

WILLCOMの将来は

もう少し安定してから更新しようと思ってたけど、事態は思わぬ方向へ動き出したので手をつける事にした。
もう一連の報道でご存知かもしれないが、PHSとXGPは分社化してしまう事になった。
XGPは新会社として再スタートする。それを手助けするのは…ソフトバンクだ。

正直なところ動揺している。何故ソフトバンク?
WILLCOMは元々DDIではなかったのか。
それならばau(KDDI)が介入してくるのが普通ではないか。
ドコモは何をしている。3G回線を貸してくれているではないか。
一番あり得ない会社が出資してどうする。

PHSは今までどおりサービスを提供してくれるとはいうものの、ソフトバンクが介入してくるのは複雑な気持ちである。
しかも既存の基地局もWILLCOMだけの物ではなくなるのだ。
全国に16万ある基地局がPHSの強みである。
10年以上かけて築いてきた通信インフラが、こうも簡単に他社のものでもある事態になろうとは…。
これが自分にとって一番悲しい部分でもある。

先だっての金融危機でカーライルが打撃を受けたのは良く分かる。
将来性のないように感じる会社に出資をしたい企業なんてないだろう。
ただ良く考えてほしい。PHSは今ある携帯陣営の基盤となっているのだ。
安定した通信インフラは勿論、端末のフルブラウザ、パケット定額、音声定額をいち早く取り入れたのはPHSだ。
携帯陣営が真似をしたとは言わないが、少なくともPHSが無ければ今の携帯電話のサービスは実現できなかったのだ。
カーライルはそれを忘れていないか。

PHSを嘲笑してきた企業が何故今この時期に手助けしてくるのか。
WILLCOMも何故それを受け入れたのか。
何か深い内部事情があるのだろうが、一個人ユーザーとしてはこの状況をどう受け止めればいいのか。
もう錯乱していると言っても過言ではない。

それでも自分がPHSユーザーである事に変わりはないが、これからの事態の進展によっては選択肢がぐらつきそうな心境である。
でもWILLCOMを選んだのは自分自身だ。
この状況を素直に受け入れるしかないのである。

10/03/12:再生支援に関する基本合意書(WILLCOM)
10/03/12:PHSは継続、XGPは新会社に譲渡(ITmedia)


とは言っても不思議と冷静なのは何故だろう…。

【更新】
衝撃的な料金プランが発表されている。
「月額1450円で音声・パケット無料」。300kbpsを使い放題とは…!
posted by ビター at 16:02| Comment(2) | TrackBack(1) | WILLCOM
この記事へのコメント
twitter経由でまいりました。
すぐれた国産技術で省エネ、低電磁波のPHSの良さが国民に認められないのはほんとうに残念。アステル開業初日からPHS愛用者の私ですから。
XGPの開発は、他社携帯3Gと真っ向から競合するためもともと携帯キャリアとしては中小企業のWILLCOMには荷が重すぎました。
今後は、一般の携帯端末との競合を避けて、低電磁波で付けるのを忘れるくらいの極小軽量端末などしっかりとした差別化戦略も必要かと思います。
Posted by ゆー at 2010年05月26日 16:00
>>ゆーさん

はじめまして。

個人的には実現可能だと思っていたのですが、何が起こるか分からない世の中ですね。
これはPHSに限った事ではありませんけど。

おっしゃる通り「PHSらしさ」を追求してほしいです。
現行ネットワークでも十分強みにできるはずですから。

今後とも宜しくお願いします。
Posted by ビター at 2010年05月30日 23:30
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/36300897
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

「WILLCOM 03」を含むニュースと関連グッズの紹介
Excerpt: イマナビでは「WILLCOM 03」を含むニュースと関連グッズの紹介をしています。「WILLCOM 03」に興味があれば是非ご覧ください!
Weblog: イマナビ!News&Shopping
Tracked: 2010-03-13 18:08