2007年02月04日

日本沈没

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映画の感想等を書くと、なんだか批評家っぽくなってしまうので気を付けたい。
ワタシは月に一回ぐらい映画館に足を運び、数回レンタルして鑑賞している程度なので、そんなに詳しい事は語れない。
映画の新旧ジャンルを問わず、自分の感じた事を素直に書いていこうと思う。

という訳でDVDもリリースされたことなので「日本沈没(2006)」についてである。
1973年に公開されたリメイクであり、20億円かけて製作された。
内容はタイトルのごとく、一年以内に日本が沈没してしまう研究結果に人々がパニックになり、日本を脱出する人、沈没を食い止めようとする人、運命を共にする人たちの心境を描く。
言わば「おきまりのパニック映画」なのだが、ワタシはストーリ云々よりも「映像描写」を楽しむ映画だと思う。
外国映画に比べれば規模は小さいものの、日本独特の表現の仕方がなんとも好感が持てる。
新型の潜水艦を失い、旧型の潜水艦を活躍させる展開は、特撮映画が好きなワタシとしては鳥肌が立つほど嬉しい展開だった。
火山が爆発し、地震で東京が崩壊し、津波が押し寄せ、崖崩れに人々が飲まれていく描写は、最新のCGならではの表現だろう。
しかし地震の描写は以外と少なく、人々が被害を受ける場面は極力抑えられている。
日本が崩壊、沈没していく描写は思ったほど少ない。
これは地震で被害を受けた方が多い日本であるから、監督のせめてもの誠意だろう。
そのかわりカットごとの背景描写は監督のこだわりが伺える。
人々が見慣れた観光名所、ガイドブック等で見慣れた景色が崩壊していく様は必見。
京都が清水寺を背景に水没しているカットは残酷なまでに美しい。
「これでストーリーが良ければ」という意見もあるだろうが、「映像を楽しむ映画」としては私は好きな作品だ。

ちなみに美しいカットの構成を生み出すには、絵コンテ段階での有能な人材が必要だ。
それを担当されたのは新海誠氏のアニメ等も手がける丹治匠氏である。
エンドタイトルで名前が出てきた瞬間がこの映画で一番感動した場面かもしれない(笑)。
posted by ビター at 01:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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