サイトに一文だけ書かれていた。
どうやら最高裁で例の「遺言書」は無効との判決が下されたらしい。
これにより信三郎氏(三男)が社長に復帰する事になる。
信三郎氏は「一澤信三郎帆布」というブランドを立ち上げ、より現代風なデザインや生地の絵柄でバリエーションを展開していた。
一方で「一澤帆布」の信太郎氏(長男)と喜久夫氏(次男)は、昔ながらのカバンや小物類を復刻させ、量産も整った時期であった。
ここでまた休業という形になる。
ワタシは「単に一澤帆布が好きだった」一個人であるから、信夫氏の残した遺言書による騒動に口を挟むつもりは無い。
どちらかが悪い正しい何て言う資格も無い。
ただ、信三郎氏を始めとする兄弟3人が和解してくれる事を願っている。
これは当ブログの一澤帆布カテゴリの一番最初に書いた言葉でもある。
「一澤帆布」と「一澤信三郎帆布」。
どちらのブランドも紛れも無い「京都の帆布カバン」なのだ。
たとえどちらかの看板が消える事があっても、「一澤家の繋がり」が消えない限り、ワタシはそれで満足する。
【07/09更新】