2009年03月17日

新・のび太の宇宙開拓史

新・のび太の宇宙開拓史毎年ながらオマケが嬉しい

リメイク映画には「新キャラ」がお約束。
時にそれは原作を良くも悪くも揺さぶる事がある。
この度の映画ドラえもん「新・宇宙開拓史」には、「モリーナ」とその父「バーンズ博士」が新キャラとして加わる。

畳の下が宇宙に繋がって、ドラえもんたちは地球と「コーヤコーヤ星」を行き来できるようになる訳だが、それを阻止しようと「ダウト&ウーノ(旧作ではメス&ゴス)」が入口を探し出す場面がある。
原作(漫画)では少し強引な展開だったが、「新キャラ」による「親子関係」を用いる事でマイルドになっている。
またクライマックスの「のび太VSギラーミン」が原作により忠実になっており、ファンの期待を裏切らない。
更に「コア破壊装置」の緊迫感がラストを盛り上げる。
このあたりは一昨年の「新・魔界大冒険」の脚本を担当した真保裕一氏による技量だろう。

・・・とは言うものの、少々話の山場が多くて「のび太VSギラーミン」の原作の一番の山場が薄れているような気がする。
新たに加えられたストーリーにより、「結局山場は何処?」と感じてしまった。
それはそれで面白みがあるのだが、「モリーナ」と「バーンズ博士」に美味しい所を持っていかれたような・・・。
あの展開は反則だぁ(良い意味で)。

何はともあれ昨年の「緑の巨人伝」よりも脚本が丁寧で満足である。
「緑の巨人伝」はクオリティこそ高かったが、ちょいと保守的なストーリーにもどかしさもあったからね。
それでも毎年新たな発見があるし、嫌味の無い教訓をさり気無く訴えかけてくれる。
本当に計算された「新生ドラえもん」を楽しめて嬉しい。
これなら藤子・F・不二雄氏も満足だろう。
posted by ビター at 17:32| Comment(0) | TrackBack(1) | ドラえもん
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