2009年01月13日

地球が静止する日

地球が静止する日クラトゥは敵か?味方か?

「地球の静止する日」をリメイクするのは相当な覚悟が必要だったはず。
何しろ半世紀以上前の映画なのだから。
それだけ長い時間が経つと、社会情勢は勿論、人々の見る目も全く変わっているのではないか。
その時代に「THE DAY THE EARTH STOOD STILL」という同タイトルで公開される。

一見味方のように思えるクラトゥ(演:キアヌ・リーブス)を始め、地球に「ある警告」を伝えに来たという世界観は同じ。
ただし「警告に来た時期」がオリジナルと違う。
対照的なのは「警告される人類」だったりするんだけれども、そのあたりは劇場でご確認頂きたい。

以外にも壮大なスペクタクルという印象は受けなかった。
言うなれば「巨大なスクリーン」で見応えのあるカットは少ない。
CGを駆使したカットは限られているので、期待して観に行くと拍子抜けするかもしれない。
現代版にリメイクする上で、どうしてもCGでしか表現できないカットに限られている。
逆にそれが現代映画に良い薬なのかもしれないが。

謎の巨大な球体や、クラトゥの正体が不明なまま「警告」が実行に移されていく。
劇中の人間ドラマは何だか不気味で、下手に脅かすような安っぽい映画よりよっぽど怖い。
気分を悪くするシーンがほとんど無いのが逆に拍車を掛ける。
それでも、自然と涙してしまうシーンもあり、オリジナルそっちのけのリメイクにしなかったスタッフの誠意に感心する。

クライマックスもオリジナルとは違う訳だが、現代に合わせた「警告」と考えるなら妙に納得できる。
ところで何に対する警告なのか?
ラストシーンを観て答えを探してほしい。
観客の数だけ答えがあるはずだから。
posted by ビター at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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