2013年08月25日

イーゴス108、ベトナムで再出発。

12年前に閉園した「びわ湖タワー」をご存知だろうか。
その名の通り滋賀県の琵琶湖の辺にあった遊園地である。
幼少期に行った記憶があるが、狭い敷地にアトラクションがギュウギュウ詰めだった気がする。
開園は1960年代で、「イーゴス108」ができたのは30年以上後の1992年。当時としては世界最大の観覧車だった。

しかし、たった9年でその役割を終え、観覧車以外の遊具は撤去されて高さ100メートル以上の廃墟だけが現在まで残っていた。

イーゴス108

元々白色だった外観は錆ですっかり赤色になってしまったが、それはそれで美しい巨大な廃墟としてフリークの中では評判が良い。自分も大好きである。
現地で運転再開の報道がなされた事もあったが実現せず、この度ベトナムで再出発する事となった。
「レジャー機器の貿易を手掛ける国内の業者が輸出し、ベトナムで遊園地などを経営する会社が購入する」形になるらしい。
そのままゴロゴロ転がしてベトナムまで行く…のではなく、3ヶ月掛けて解体し、現地で組み立てて運転再開となるようだ。

現在のイーゴス108を近くから見てみよう。

イーゴス108を真下から

うわー

イーゴス108を真下から(2)
【09/03更新】

やはりその大きさに圧倒!このまま電源を入れても問題無さそうである。実際管理人さんが定期的に動かして現地で再開を願っておられたようだ。
このまま朽ち果てるよりも、遠い場所でも再開してくれるなら管理人さんも嬉しいだろう。
しかし解体されていく様をどんな心境でご覧になられるのだろうか。

草ぼうぼうのイーゴス108乗り場

近くまで寄ると草木が生い茂っていて時の流れを感じる。
「すごーい!イーゴス!」。名前の由来は説明するまでもない(笑)。
観覧車以外にも少し遊具が残っていたが、もはや原型を留めておらず、何のアトラクションか分からなかった。

巷で話題のロケ地

フェンスで囲まれていて中に入る事はできない。
実はこのカット、とある作品のロケに使われているって知ってました?

何かのアトラクション跡

近くにあったボロボロのテント。奥のほうにチラリと見えてるのが琵琶湖大橋。
風が吹くとバサバサと音を立てていた。
このテントもとあるCDのジャケットに使われてるんですよ。

サビサビの鉄骨

廃墟の大半はその場所で朽ち果てるか、解体されて跡形もなくなる。
ホテルの廃墟が写真館として再利用される珍しい事例もあるが、解体して運んでまた組み立てて海外で運転再開とは更に珍しい。
できればこの場所で再開する姿を見たかったが、ベトナムで新たなシンボルとして来場者を魅了してほしい。

さようなら、びわ湖タワー。
posted by ビター at 10:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記